子供とシンプルに暮らす

現在、8歳・5歳・2歳の3人を育てるワーママです。ミニマルな暮らしが好き。モノを減らし、シンプルな部屋づくりと、シンプルな考え方を模索中。その他、習慣を見直して7キロの減量に成功!秘訣なども公開していきますね。

モノに溢れた生活から抜け出したきっかけは1冊の本

私がシンプルに目覚めたきっかけはある1冊の本でした。

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう


その本がきっかけで、
私は生活を変えたい、と強く思いました。

それまでの私は、シンプルとは間逆の生活でした。

物欲に溢れ、欲しいものを手に入れてはまた次から次へと欲しいものを求める。
いま思えば、物欲を満たすことが、生きる目的だったのかもしれません。

お金 イコール モノ。でした。
お金があれば、何を買おう?どこに行こう?
と考えていました。お金のために働きました。
働いて得た給料は貯金することなく、
次の給料前には使い果たしていました。

お金の使い方を何一つ知らなかったからです。

その後、結婚を機にお金について考え、学び、お金だけでなくモノの価値についても考えました。そして試行錯誤を繰り返しながら自分の人生におけるお金とモノへの考え方を確立する上で重要な本と出会いました。

私の人生において、結婚と出産は大きな転機です。そこで自分を見つめ直す機会をつくり、そのおかげで変わるための本にも出会えました。

片付けられない、お金を貯められない、などなど、悩むことがあれば、私はまず書籍から学びます。だから、図書館や本屋さんは私にとっては夢に溢れた世界のよう。新しい出会いや学びに胸を膨らませ、本を探すのが幸せな時間です。

一方で、お金の使い方を教えてくれなかった親を責めた時期もありました。実際に父は借金を作るほどの浪費家で、私はそれを嫌っていました。しかし私も借金はないものの、父とさほど変わらないお金の使い方をしていました。

母はモノが捨てられない人でした。
私にもモノをむやみに捨てないように、と教えてくれました。結果、私も捨てられない大人になりました。
アンティークやインテリア、音楽機材でモノが溢れ、寝る場所だけしかない部屋で暮らしていた独身時代。それはそれで気に入っていましたが、常に満たされない気持ちはありました。

でも今は、親を責める前に自分で学ぼうと前向きに考えています。
結婚してから4年が過ぎましたが、
私のお金とモノに対する価値観は4年で大きく変わりました。

モノを減らしたことで、さらにモノを買わなくなり、シンプルな暮らしになるほどに心は満たされていきました。

私がこれまでに学んだことは、もちろん子供たちにも伝えていきたいと思っています。けれど、子供たち自身で自分を見つめ直し、学ぶことが何よりも大事だと思います。

このブログをはじめてから
ずっと私が書きたかった、
シンプルな暮らしに目覚めたキッカケ。
それは1冊の本。その本は人によってさまざまでいいと思います。
ただ私が思うことは、人から学ぶキッカケを自ら作る。人生を変える上で大切なことだと思います。このブログを見てくださる方たちも、少なからず人から何か学びたい、自分を変えたいと思っているのではないでしょうか?

自分を変えるのは自分です。
本はきっかけに過ぎません。
きっかけを与えるのも自分です。

この記事を書くにあたり
昔を思い出すことは苦しさも伴いましたが、
私があって今があるのだから、と
勇気をだして書くことにしました。

長くなってしまいましたが、
最後までお読みいただいた方、
本当にありがとうございます。